硝酸性窒素の危険性
硝酸性窒素とは
有機窒素(アミノ酸・たんぱく質)が酸化する過程で生成されるもののひとつです。
近年、化学肥料や農薬、家畜の糞尿、生活廃水などにより水質汚染が進み問題になっています。
特に、農村地域でその傾向が強くなっており、水質基準を上回る量の硝酸性窒素が検出されています。(水質基準は含有量が10mg/1ℓ以下)。
水道水に混入している硝酸性窒素は、通常摂取する程度では特に人体に有害なものではありません。
しかし、人体に取り込まれた硝酸性窒素は、体内で微生物により分解され亜硝酸性窒素として
吸収されます。
問題は、この亜硝酸性窒素なのです。
亜硝酸性窒素は血中で
ヘモグロビンと結合して
メトヘモグロビンになります。
ヘモグロビンは酸素と結合し、全身の細胞に酸素を運ぶ役割をしていますが、
メトヘモグロビンは酸素と結合できず、酸素を運ぶ役割を果たせなくなってしまいます。
この状態だと身体は酸欠状態をおこしてしまいます。
とくに乳幼児は重度の窒息状態になるブルーベビー症になってしまう恐れがあります。
また、亜硝酸性窒素は、胃の中でアミン類と反応して
発ガン性物質の
ニトロソアミンを生成する要因になります。
一度、水道水の検査をしてみる必要があるかもしれませんね!
安全性が高い水がいいですね!
※水道水に不安がある方は㈲キャプテンまでご連絡ください。
TEL:053-433-4413
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